3ヶ月間の介護人生を経て感じた「高齢者の方々の生きる意味」とは

 

こんにちは。もののふくんです。

 

私、昨日まで派遣で介護の仕事を3ヶ月間やってまして、

そこでの経験や学びをシェアしようと思い、筆を取らせていただいてます。

 

今回のテーマは「死生観」です。

 

介護の仕事やったことある人ならわかると思うんですが、

高齢者で施設から出られなくて残りの人生をここで過ごすしかない・・

って方が、どうやって残りの人生を全うするか?って、難しい問題だと思うんです。

 

僕なりに思った、高齢者の方々の「生きる意味」「幸せ」、

そして、僕に出来ること。

 

それを考えてみたので、どうぞ!

 

やりたくないことをしたい

そもそも僕が介護の仕事を始めようと決意したのは、「やりたくないことをしたい」という思いからでした。

 

情報発信ビジネスを志して「稼いでいこう!」と思ったものの、

その為には「稼ぐ器」を作らないといけないわけです。

 

特に情報を発信して稼ぐ…ということで、

「僕自身の情報」に価値がないと、そもそも誰からも興味を持たれない訳で・・。

 

なので、まずは自分自身の情報価値を上げていこう!と思い、

その為には「出来る限りやりたくないことを」という発想です。

 

結局「価値」って何で決まるかというと

「希少性」で決まるんですよね。

 

ダイヤモンドが高いのもそうじゃないですか。

採取するのめちゃくちゃ大変で、なかなか手に入らないからこそ、価値がある。

 

もっというと、「作り手のストーリーが入った商品」って価値が高いですよね。

機械でマニュアル化されて、自動でポンポン作り出されるコンビニ弁当よりも

手間暇かけて直送で届けられ愛情のこもった飲食店の弁当の方が高いですし、美味しいです。

 

「作り手のストーリー」にはその分の時間や労力がかかってますし

その「作り手」による唯一無二の商品なので、希少性が高いです。

 

つまり、これからビジネスやろう!と思ったら、いかにその分野における希少性を出すか・・がポイントになってくるんですが

情報発信ビジネスにおいての希少性は、「自分自身のストーリー(情報)」に現れます。

 

なので、いかに珍しいことを自分自身で体験するか?が稼ぎを決めるというロジックになるんですが

そこで僕が考えたのが「やりたくないことをする」ということ。

 

『やりたくないこと=みんながやらない=希少性が高い=価値が高い』

 

と考え、(特に若者に)敬遠されがちな介護職を選びました。

まぁ、イメージ的にも「絶対やりたくない」ですよね。

 

大変そうだし

汚い仕事多そうだし

給料安そうだし

なんか世間体も良くない・・みたいな笑

 

ですが、僕の中で介護職での期間はとってもとってもとっても学びになる、物凄く良い体験でした!

 

これから、この濃密な3ヶ月間を

「生きる」「死ぬ」というパラダイム(見方)でお話ししていきたいと思います。

 

この人達は、何の為に生きてるんだろう?

 

働き始めた当初、利用者さんを見ながら

我ながら失礼なことを考えていました。

 

「この人達は、何の為に生きてるんだろう?」

 

朝目が覚めて、ご飯食べて、薬飲んで、部屋に戻って、TVをみて、風呂入ったりして

またご飯食べて、薬飲んで、部屋に戻って、TVみて、昼寝して、

たまにトランプとかレクリエーションして、日が暮れてきたら、また部屋戻っTVみて、またご飯食べて

 

寝る。

 

んで、また、起きる。

 

「仕事をする」=「生きがい」という考え方が当たり前にあり、誰かの役に立つことが「生きる意味」だと考えてる身からすると

生きてるだけで多くの人の支援が必要で、時には迷惑かけて、辛くて、苦しくて・・っていう1日に、果たして意味付けできるのか?と感じたのです。

(あくまで、利用者さん自身の心の中で、生きてる意味を見出すことができるのかな?と疑問に感じたという話です)

 

介護職してる身からすると、利用者さんがいるおかげで給料が発生してるわけで、飯が食えるというのはあります。

なので、「雇用を生み出している」という意味では社会貢献してます。

それに、僕みたいな人に多くの学びを与えてもくれます。

 

なので実際社会貢献してるし、生きてる意味はあるんだと思いますが、それを利用者さん方がどう咀嚼してるんだろう?という疑問です。

利用者さんが「私たちは雇用を生み出しているから、社会貢献してるんだ!」なんて考えてるとは思えません。

 

利用者さんの中で

「私はこの為に生きている!」

「残りの人生でこれこれをしたい!」

があれば、それに応えていこう!と仕事に打ち込めるのですが、なかなか掴めなかったのです。

 

僕はコンサルの仕事をしていますが、

その際はめちゃくちゃわかりやすいです。

 

何の為にあなたは今この瞬間を生きるのか?を一緒に考えるし

より徳高き人生を歩むためのアドバイスも僭越ながらさせていただきます。

 

ですが、高齢者の方々にはそれが難しい・・。

 

何が高齢者の方にとっての理想世界なのか。

何を求めて、何の為に生きてるのか。

これがどうしても掴めませんでした。

 

基本的にみんな「生きることが目的」で

死に対する恐怖と、何となく諦めのようなものがブワ〜っと広がってる印象。

(中には長く生きることが目標!と前向きな方もいましたが!)

 

出勤するたびに

「この人達にとっての幸せってなんだろう?」

と、考えながら色々やってみる・・という日々でした。

 

 

もののふくんの死生観

 

ここで、僕の死生観をちょっと共有しておきます。

 

いわゆる「あの世」とか「魂」とか「輪廻転生」とか、、

そういう、「見えない世界」のことを僕は信じてるタイプです。

 

なので、僕は死んだら「あの世」に行くと思ってるし

「この世」でいかに徳(善なるエネルギー)を積んで、来世に持っていこうか。を考えながら日々研鑽しております。

 

だから、「死」は別に悪いことじゃありません。

むしろ、「もののふストーリー〜あの世ver.〜」の始まりだと思ってます。

(もちろん、この世でいかに生を全うするかがめちゃくちゃ大事です!)

 

生きてる間に、出来る限りの良い行いをして

多くの人を幸せにして、来世また徳高き生き方をして・・ってことを輪廻転成的に繰り返すことで

最終的に成仏しよう!と考えています。

 

と、なると

生きてる間に「いかに徳を積むか」が人生の目的になってくるわけです。

 

いかに人に喜んでもらうか?

が目の前の課題であり、テーマです。

 

戦後波乱の日本

 

この先あと20年もしたら、大東亜戦争を経験された方々の話を聞くことが出来なくなってしまいます。

今って、「戦争を経験された方々が、ギリギリ元気な時期」だと思うんですよね。

そう思うと、今のうちに戦争について、生の声をたくさん聞いておくべきだよなって思います。

 

おじいちゃんやおばあちゃんからは昔よく聞いてたのですが、

全く血の繋がりのない、高齢者の方々の声を聞けるのは贅沢な時間でしたね。

 

「戦争は嫌や」

 

とある女性(90歳くらい)は、とにかくこう仰ってました。

戦争中は家族の無事が本当に心配で、そのことばかり考えていたみたいです。

なんとか終戦し、正座で玉音放送を聞いた時には「よかった」と安心したとか。

家族も無事帰ってきたみたいで、その時のお話もしてくださいました。

 

中には、元特攻隊と言われている方もいらっしゃいました。

人伝なので本当のことかどうかはわかりませんが、

その時代を生き、戦ってくださった方々がいなかったら、今の時代の我々はありません。

戦ってくれた方々がいなかったら、コロナウイルスもしぶとく感染しない丈夫な日本人はいません。

本当に、ありがとうございます。

 

戦争を経験し、戦後波乱の時代を生き抜いてきた利用者さん達にとって

するべきこと、役目とは何だろうか?・・って、すごく考えました。

 

戦後まもない日本を立て直すのもそうですが

やはり、「戦争とはどういうものなのか」「戦争しなければならない状況とはどうして起こるのか」を、次の世代に伝えていくことが、高齢者の方々にとっての役目なのかなって。

 

だから、僕は

「とにかく聞く」

ということを、出来る限りやってました。

 

高齢者の方々の話を聞く。

小さい頃の武勇伝とか、なんでもいいから

とにかく皆さんの話を聞いて、頷いて、学びに変えていく。

 

それが僕に出来る、最高のギフトなんじゃないかな、と思って。

 

高齢者の方々にとっての生きる意味とは、

残りの人生をかけて、後世に「自分の生きたストーリー」を伝えていくこと

なんじゃないかなって。

 

そう感じてからは、

「この人達は、何の為に生きてるんだろう?」

とか考えなくなりましたね。

 

介護施設の利用者さんにとって、今この瞬間出来ることとは。

 

人にはそれぞれの死生観があり、幸せがあり、役目がある。

だから僕が偉そうに、「高齢者の人がするべきこと!」なんて、定義づけることはそもそもおかしいです。

 

あくまで「介護職員として」、どう目の前の人を幸せにするか?を考えた時に、

「ストーリーをとにかく聞く」という結論に至ったわけです。

 

一人一人、様々なストーリーを語ってくれました。

 

一気に20人くらい?の人と接し、話していたので、

20通りのストーリーを知り、それぞれの特徴・・というか人格に触れることができました。

 

お局さんのように、ベラベラ仰る方もいれば

めちゃくちゃ理不尽すぎてヤバイ方もいれば

幾つになっても夢を追い続ける方もいれば

3秒前のこと忘れちゃうけど可愛らしい方もいれば

ものすごくプライドが高い方もいれば

情に熱いけどちょっと口うるさい方もいれば

面倒見の良い方もいれば

 

・・・とにかくたくさんの方がいて、「人ってほんと十人十色だな!」って感じたのと同時に

自分はまだまだ、多くの人と関わり経験を積んで多くの徳を積める人間にならなきゃな!って思いました。

 

 

と、いうわけで

介護の3ヶ月間を経て学んだ「死生観」について、書いてみました。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

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